修士(法学)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/03 08:29 UTC 版)
法令に基づく学位 |
---|
博士の学位 修士の学位 学士の学位 短期大学士の学位 専門職学位 |
専門職学位と修了区分 |
1.専門職大学院の課程 (一般の専門職大学院) 修士(専門職) 2.法科大学院の課程 法務博士(専門職) 3.教職大学院の課程 教職修士(専門職) |
法令に基づく称号 |
準学士 |
告示に基づく称号 |
高度専門士の称号 専門士の称号 |
現在授与されない学位等 |
大博士の学位 得業士の称号 |
関連法令・告示 |
学校教育法 学位規則 専門士及び高度専門士規程 |
修士(法学)(しゅうし ほうがく)(LL.M.)は、修士の学位であり、法学を専攻分野として修めることによって、日本で授与されるものである。1991年以前の日本では、学位規則により個別の学位の名称が定められていたので、法学修士(ほうがくしゅうし)という修士の学位が授与されていたが、これは、現在の「修士(法学)」とほぼ同じものである。
日本以外の国と日本とでは学位制度に違いがある。例えば、アメリカのロースクールでは、外国人を対象としたプログラムを1年間履修することでLL.M.(Legum Magisterの略)という学位が与えられるが、これは論文審査をへて与えられる学位である日本の修士(法学)とは異なる。アメリカ合衆国国内のロースクール進学者は、大学・教養学部(B.A.・B.S.)または法学部に3年間9ヶ月または4年間在学してL.L.B.(法学士)の学位を取得してさらに法科大学院・ロースクールに3年間在学してJ.D.(法務博士)の学位を取得して、論文執筆のクラスを履修してLL.M.(法学修士)を取得し、次にS.J.D.(法学博士)の取得を目指す[1]。
脚注
- ^ “ハーバード大学ロースクールのLLMプログラムの場合”. ハーバード大学ロースクール. 2019年7月8日閲覧。
関連項目
「修士 (法学)」の例文・使い方・用例・文例
- 文学修士
- オックスフォード大学修士
- 彼の経営学修士号は最高管理職へのパスポートだ
- 修士論文
- 彼女はハーバードで経営学修士を取得した。
- 修士2年生
- 研究室所属の修士一年生です。
- 山田研究室所属の修士一年生です。
- 修士1年
- 修士論文のテーマ
- その先輩たちを憧れて、修士課程や博士課程へ進学を目指す仲間が多くいます。
- 彼女は3年前に修士の学位をとりました。
- 彼は法学修士の学位を得た。
- 文学士[修士].
- 平修道士, 労働修士.
- 文学修士の称号を取る.
- 大学院 《bachelor (学士)を取ったあと, master (修士), doctor (博士)の学位を取る学生が進学する》.
- 平修道士[女], 労働修士[女], 助修士[女] 《聖職者ではないが宗教生活をして一般労働に従事する》.
- 修士号.
- 文学修士.
- 修士(法学)のページへのリンク