野田道場と田邊又右衛門とは? わかりやすく解説

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野田道場と田邊又右衛門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 04:58 UTC 版)

起倒流」の記事における「野田道場と田邊又右衛門」の解説

1950年『スポーツタイムス』に連載され田邊又右衛門口述砂川貞が筆記した記事によると、田邊又右衛門岡山市野田権三郎の道場試合行っている。野田道場出てきた相手がどれもこれも弱い弱い手応えのない人で何という人が居合わせた田邊覚えていなかった。岡山市にある道場なので少しは面白相手がいると考えていたが出るもの来るもの弱い有象無象のものであっけなく感じたという。 田邊稽古帰り際野田道場馬鹿にする文句並べたところ、それが野田耳に入った田邊が三回目野田道場にいった際、野田道場に強い者がいないというわけではないので、もし強い者と試合がしたいであれば出石近藤東京出ている吉田という叔父吉田直蔵)に来てもらってもよいと田邊言った田邊了承し正月両人呼び寄せることとなった田邊野田道場問題起こす前、竹内流片岡平之進道場顔を出していた。この頃岡山県では野田道場対抗し竹内流片岡道場が盛んであった片岡道場では片岡十郎立ち合い一日目引き分け二日目は逆を取られ負け三日目引き分けとなっていた。田邊片岡は気があっていたこともあり、野田道場正月約束をした足で片岡道場に出かけ委細片岡平之進と仙十郎語った竹内流起倒流と仲が良く無かったため、当日後見として出かけるという話になったその後田邊は腕を練りながら約束の日待ちその日になって岡山乗り込み片岡平之進と仙十郎と共に野田道場押し掛けた。 ところが野田道場行ってみる近藤吉田直蔵来ておらず、野田権三郎が一人座っていただけだった。片岡十郎田舎から田邊出てきたのに返すわけにもいかないので稽古をしてあげてください頼んだ田邊野田一本やってもらおう思いお願いしたが、野田恐縮し稽古をしようとはしなかった。

※この「野田道場と田邊又右衛門」の解説は、「起倒流」の解説の一部です。
「野田道場と田邊又右衛門」を含む「起倒流」の記事については、「起倒流」の概要を参照ください。

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