釉薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/08 04:07 UTC 版)
酸化スズ(IV)は古くから乳白剤および釉薬の白色顔料として用いられてきた。おそらくこのことが酸化スズ(IV)を含む顔料鉛錫黄(en:Lead-tin-yellow)の発明につながった。酸化スズ(IV)は特に土器、衛生陶器、タイル壁の釉薬として頻繁に用いられる(en:Tin_glaze、en:Tin-glazed_potteryを参照)。 酸化スズ(IV)は焼成した釉薬のガラス母体中で懸濁粒子の状態を保っている。屈折率が高く、その母体との差が十分大きいため、光を反射し、不透明度を増している。焼成温度が高くなるに従って溶解度が上昇し、このため透明度は低下する。 他の成分にもよるが、酸化スズ(IV)の釉薬融成物への溶解度は低い。Na2O、K2O、B2O3によって溶解度が増し、CaO、BaO、ZnO、Al2O3、および限られた量のPbOによって溶解度が減少する。 酸化スズ(IV)はガラス、琺瑯、釉薬の製造において顔料として用いられてきた。純粋な酸化スズ(IV)は乳白色であり、他の金属の酸化物と混合することでその他の色を再現できる。V2O5:黄色、Cr2O3:ピンク、Sb2O5:灰青色。
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釉薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 15:26 UTC 版)
一般に「織部釉薬」といった場合は、透明釉薬に酸化銅などの銅を着色料として加え酸化焼成したものを言う。
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釉薬(ゆうすけ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/18 20:48 UTC 版)
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釉薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/08 18:22 UTC 版)
1960年代まで、耐水性や対油脂性が必要なものに、見込(内面)に限り釉薬をかけたものが多かった。現在では釉薬は使われていない。
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