配役・スタッフ
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「仮面ライダーBLACK RX」の記事における「配役・スタッフ」の解説
傾向としては劇団俳優座からの起用が目立っている。主演の倉田てつををはじめ、飯塚昭三、高橋利道といった敵側のレギュラー、前作の終盤からナレーションを担当した政宗一成も続投している。 シャドームーンの声は前作同様寺杣昌紀、怪魔戦士の声は、当時俳協に所属していた声優を主に起用していた。なお、オープニングクレジットにはジャーク将軍、ボスガン、クライシス皇帝の声優のみが表記され、その他の声優の表記はないが例外として、ゲドリアンの声を担当していた新井一典の名は第9話のみ表記されている。高橋は、スーツアクターとしてジャーク将軍を、声優としてガテゾーンを演じている。 諜報参謀マリバロンを演じた高畑淳子は、当時劇団青年座の活動だけでは生活できなかったことから東映作品に参加していた。このマリバロンは高畑の当たり役となり、それ以降、出演依頼が多くなったという。後年のインタビュー[要文献特定詳細情報]で高畑自身が当時を回想し「RX(の出演)がきっかけで私はようやく役者として食べていけるようになった」と述べている。 俳優座の研究生であった小山力也は、本作品で霞のジョー役として俳優デビューした。小山は、オーディションでは周りの若手俳優より年齢が高かったため受からないと思っていたが、プロデューサーの堀長文からの推薦により合格したと述べている。一部の危険なシーンを除き、ワイヤーアクションやナパーム爆破などアクションシーンのほとんどを小山自身が演じていた。 スタッフの顔ぶれは基本的に前作と同じであるが、メインライターにはシリーズでは『スーパー1』以来となる江連卓が起用され、大映ドラマさながらの作劇が展開されることになる。また、キャラクターデザインとして当時メタルヒーローシリーズにも携わっていた雨宮慶太や野口竜が参加。 音楽は前作に引き続き川村栄二が担当。新曲の他、前作のBGMも一部使用されている。主題歌は前作の倉田に代わり宮内タカユキが担当し、挿入歌にはこの2名に加えそれまでの本シリーズでも主題歌を多数手がけた水木一郎が参加している。
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