配役・演出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 15:29 UTC 版)
脚本のスチュアート・ビーティは、タクシー運転手にロバート・デ・ニーロを思い描いていたが、製作側はもっと若い俳優にするべきだと主張した。ヴィンセント役にはラッセル・クロウがほぼ決まっていたが、進展しないのでクロウは降りた。次にトム・クルーズとアダム・サンドラーの名前が挙がったが、サンドラーは『スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと』が予定されていたので断り、最終的にトム・クルーズとジェイミー・フォックスで決定した。 常に作品のリアリティを求めるマイケル・マンは、登場人物の人間像に深みを持たせるため各々の出身地、家族、趣味など劇中には表れないバックストーリーを用意しており、これにはトム・クルーズも感心したという。また、トム・クルーズは3カ月の実弾射撃訓練を、ジェイミー・フォックスはモハーヴェ砂漠のレース場でドライビングテクニックを、ジェイダ・ピンケット=スミスは本物の女性検察官に丸一日付き添って仕草や服装などを学んだ。マーク・ラファロは劇中で銃を持つシーンがないにも関わらず、銃を携帯している雰囲気を醸し出すため銃の取り扱いを習得させられた。
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