邪王炎殺拳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 05:00 UTC 版)
「飛影 (幽☆遊☆白書)」の記事における「邪王炎殺拳」の解説
邪王炎殺黒龍波(じゃおうえんさつこくりゅうは) 妖気を餌に魔界の獄炎の化身である黒龍を召喚し放つ邪王炎殺拳の最大奥義。暗黒武術会編では「炎殺黒龍波」名義だったが、仙水編以降から他の邪王炎殺拳の技同様に頭に邪王が付き、「邪王炎殺黒龍波」となった。暗黒武術会の決勝戦で使用した際には、近くにいる観客の妖怪達を妖気だけで蒸発させ、会場のリングや外壁を粉々に破壊した。小兎曰く「その光景はまるで、阿鼻叫喚の地獄絵巻」。 黒龍を魔界から人間界に召還するためには莫大な妖気を放出し続けなければならず、飛影の力と才能を持ってしても、この技を極めるのは容易ではなかった。是流戦で初めて使用した際には、妖気がベストの状態であっても足りず、右腕を黒龍に食われかけて、火傷を負い、しばらくの間、使い物にならなくなった。 黒龍を敵に対して放つイメージが強いが、根本的には黒龍を召喚し、取り込むことで術師の能力を爆発的に高める技である。暗黒武術会決勝開始直前に黒龍波を極めたことにより、自らに放ち取り込み妖気を飛躍的に上昇できた。だが、極めた副作用として、使用後、消耗した妖力・体力を回復するための深い眠り(約6時間)に入らなければならない。映画2作目『冥界死闘篇 炎の絆』では、邪眼を使って威力を高めた黒龍波を撃ったことで眠っている。 『幽☆遊☆白書100%本気バトル』では武威戦で黒龍波吸収状態で繰り出すものは「黒龍纏掌撃」、仙水戦で腕を一旦引いてから突き出すものは「邪王炎殺黒龍波・閃」、軀戦で両腕を用いたものは「邪王炎殺黒龍波・極」と名付けられている。 邪王炎殺煉獄焦(じゃおうえんさつれんごくしょう) 魔界の炎を拳に集めて殴打する技で、幽助の霊光弾に似ている。人間界の炎でも流用可能だが、威力は魔界の炎を使うより劣る。黒桃太郎戦で初使用。 邪王炎殺剣(じゃおうえんさつけん) 妖気と炎を組み合わせた剣。桑原の霊剣に似ているが、威力は桁違い(桑原自身もそのことを認めている)であるが、桑原の霊剣に似ているということから、飛影本人は「かなりイメージが悪い」として嫌っている。媒体の剣の先端部が損傷していても使用可能。劇中での初使用は、黒桃太郎戦であり、剣にも炎殺拳にも耐性を得た黒桃太郎を倒した。仙水戦でも使用するが、気鋼闘衣の前では無力だった。アニメでの仙水戦では、剣を媒体にせずに使用した。
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