選手選考法・チーム編成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/20 19:59 UTC 版)
「女子ワールドカップ (ゴルフ)」の記事における「選手選考法・チーム編成」の解説
前年10月第2週初日時点でのロレックスランキング上位8ヶ国籍の最上位選手、アメリカツアー(USLPGA)の上位4カ国籍の最上位選手、欧州ツアー(LET)の上位4カ国籍の最上位選手が属する国・地域がランキング重複を除いた上で出場対象となる。このため本来は16チームが出場対象となるべきところであるが前述の通り英国内4チーム認定、中国・台湾並立などの国・地域対抗の形を取るため実際の出場チーム数は20チーム以上となる。 判定対象の上記3ランキングから重複上位ランキングを除いた上で各国・地域の最上位者がチーム代表権者として指名され、そのチーム代表権者が自国・自地域のパートナー選手を指名する。チーム代表権者がやむを得ない事情で出場辞退する場合には辞退する選手が新たな代表権者を指名し、新たな代表権者がパートナー選手を指名する。 実例としては2008年度の日本代表権者は判定時ロレックスランキング日本最上位の上田桃子であったが上田が出場辞退し2007年度の全英リコーオープン日本人最高位であった佐伯三貴を新代表権者に指名、佐伯がパートナーとして第3回出場実績をもつ諸見里しのぶに参加を説得しチーム編成を行った。 またこの選考方法は英国の4地域を個別の評価対象としながら同じくゴルフ競技人口の多い米国を地域分割せずに1国1チームとしていることなどには賛否両論あるものの、米ツアーや欧州ツアーにおける成績に限らず全世界的評価を行っているロレックスランキングを選定基準に用い前年度上位で活躍した選手の属する国・地域に出場資格を与えるという恣意的要素のない合理的な選定法であると言える。 ゴルフ競技人口の少ない中国は当分の間は同大会への出場はないであろうと見られていたが、2007年度の日本ツアーにおいて新人ながら4勝を挙げた張娜がロレックスランキング上位に入り中国を初出場に導いた。
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