遭難信号用途
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 01:54 UTC 版)
詳細は「緊急ロケータービーコン」を参照 航空 航空機用救命無線機(ELT)- 航空機の遭難時に無線で遭難信号を発信する装置。 水中ロケータービーコン(ULB)- 主に航空機事故で水没した際に使用される水中ビーコン。船舶にも搭載される。 船舶 非常用位置指示無線標識装置(E-PIRB) - 船舶の遭難時に人工衛星を介した遭難信号を発信する無線装置。 捜索救助用レーダートランスポンダ(SART)- 捜索時のレーダー波に反応するビーコン。 携帯式ビーコン Personal Locator Beacon, PLBと呼ばれ近年各種機器が登場している。 スポット (通信機器) - 人工衛星を介した通信機器。 AIS-SART - 人工衛星を介し位置情報を送信する個人用通信機器。 COCOHELI - 山岳救助用ビーコン。 携帯電話 携帯電話や衛星電話は基地局に対し位置情報を送信する。内蔵されたGPS受信機での位置特定やBluetoothやWi-Fi機能を通した衛星測位システム(GNSS)機器とのリンクが可能。Apple Watchでは第4世代モデルから動態監視センサーを用いた緊急通報機能が搭載された 雪崩ビーコン 詳細は「雪崩ビーコン」を参照 積雪時における登山や山スキーなど、雪崩に遭遇する危険のある場合に携行する小型の機器であり、電波の発信及び受信が可能である。「アバランチトランシーバー」とも呼ばれる。同行者が雪崩に巻き込まれて雪の中に埋没してしまった場合、埋没した人が携行しているビーコンから発信される電波を救助者のビーコンで受信することにより、埋没した人の位置を探索できる。 RECCO - スウェーデンで開発された雪崩ビーコン。 災害用ビーコン 電磁波人命探査装置
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