AIS-SART
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「緊急ロケータービーコン」の記事における「AIS-SART」の解説
AIS-SARTは自動船舶識別装置(AIS)技術を利用したSARTシステムとなる。受信機が設置された沿岸か機器が搭載された船舶が付近に居ることが条件であったが、信号を受信可能な衛星が配備されたことで洋上での使用も可能となった。
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AIS-SART
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 22:39 UTC 版)
「捜索救助用レーダートランスポンダ」の記事における「AIS-SART」の解説
AIS-SARTは自動船舶識別装置(Automatic Identification System, AIS)を使用したSARTシステムとなり、AISで使用されるVHF帯を使用し位置情報を含んだ無指向性の電波を1分間に一回の頻度で161.975 MHzで4回、162.025 MHzで4回の計8回自動送信する非常用通信機器となるため、SARTで使用されるレーダー波には一切反応しない。送信距離もアンテナから見渡せる範囲となるおよそ20海里から30海里(37 - 56km)となり、受信にはAIS受信機が設置された沿岸地域かAISが搭載された船舶が付近に居ることが条件となるが、近年AIS信号を受信できる人工衛星が完備されたことで洋上での受信も可能となった。AIS-SARTは時刻と位置情報に衛星測位システム(GNSS)を使用し同期を図るため、SARTよりも正確な位置情報が掴める点や発見まで時間が掛からない点が利点となる。
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