運営の沿革
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 10:17 UTC 版)
年間入館者数の推移年来館者数2005年 161.4万人 2006年 117.9万人 2007年 108.9万人 2008年 89万人 2009年 86.3万人 2010年 81.8万人 2011年 74.7万人 2012年 84.9万人 2013年 90.9万人 開館から時間が経っても、年々漸減しているものの大和ミュージアムは多くの入館者が訪れている。4年目以降の来館者は90万人から74万人の間で安定的に推移しており、年間10万人で成功とされる地域の歴史博物館としては異例の多さである。太平洋戦争に関連する映画が公開されると、来館者が増える傾向がある。 2007年には隣に海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)が併設され、大和ミュージアムと並んで多くの入館者を集めている。同館のメインの展示物は、退役した海上自衛隊の展示用潜水艦旧あきしおの実物などである。 2008年度に指定管理者制度が導入され、学芸部門のみ呉市商工観光部(現・産業部)が管轄し、民間会社で構成される「大和ミュージアム運営グループ」が管理・運営・広報などを担当することとなった。2012年度からの2期目も同グループが引き続き管轄している。 大和ミュージアムの集客力は周辺の地域社会にも大きな影響を与え、単なる「戦争博物館」にとどまらない地域拠点になりつつあるとされる。2010年にはリニューアルオープンによって呉の戦後の歩みなど地域史を紹介するコーナーを拡充させた。2012年4月には「ミュージアムショップやまと」を中核として地元の業者・アーティストと共同で「Blue Project(ブループロジェクト)」という事業体が結成され、大和関連だけではなく、呉や瀬戸内海にちなんだオリジナル商品の開発・販売が行われている。
※この「運営の沿革」の解説は、「呉市海事歴史科学館」の解説の一部です。
「運営の沿革」を含む「呉市海事歴史科学館」の記事については、「呉市海事歴史科学館」の概要を参照ください。
- 運営の沿革のページへのリンク