進化と有用性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 09:37 UTC 版)
2007年6月から、IcedTeaは自分自身をビルドできるようになり、GNU ClasspathのテストスイートであるMauve(英語版)の重要な部分をパスしている。2008年5月、サンのjtreg(英語版)リグレッションテストを動作するためのサポートがIcedTeaに追加された。いくつかのWindowsエディションにおける利用では、未だに不安定で非公式である。 IcedTeaは、以下のようにLinuxディストリビューション用のパッケージメンテナの間で人気となっている。2012年4月現在の状況を示す: Ark LinuxおよびArch Linuxでは、IcedTeaがデフォルトのJVMである。 DebianではIcedTeaのビルドおよび動作が可能である。パッケージは2008年6月12日に不安定版になった。 Fedora 8でIcedTea[7]が利用可能となり、Fedora 9から17までIcedTea6はjava-1.6.0-openjdkと表示されていた。Fedora 16で初めて、ビルドシステムを除いたIcedTea 2.x OpenJDK forestを使用するjava-1.7.0-openjdkパッケージが登場した。 Gentoo LinuxではIcedTea6とIcedTea 2.x用のバイナリおよびソースパッケージを公式リポジトリから利用可能である。デフォルトでJavaアプリケーションをインストールすると、sun-jdkの代わりにIcedTea6が選択されるが、これはユーザーが追加作業をせずにインストールが可能なためである。ユーザーがsun-jdkをダウンロードするためには、オラクルのEULAに手動で同意しなければならない。 Ubuntu 7.10 (Gutsy Gibbon) ではIcedTeaが "universe" リポジトリから利用可能であり、Ubuntu 8.04 (Hardy Heron) ではIcedTea6が利用可能である。Ubuntu 11.04以降ではIcedTeaのみが利用可能である。
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