退陣、民主党への政権交代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 02:01 UTC 版)
「麻生内閣」の記事における「退陣、民主党への政権交代」の解説
「第45回衆議院議員総選挙」も参照 2009年(平成21年)8月30日の第45回衆議院議員総選挙では民主党への政権交代が確定し、自民党が記録的大敗を喫した。財務大臣の与謝野馨、総務大臣の佐藤勉、文部科学大臣の塩谷立、国家公安委員長の林幹雄、行革担当大臣の甘利明、消費者行政担当大臣の野田聖子と6人の現職閣僚が小選挙区で落選した(6人全員比例復活した)。 その夜に麻生が選挙対策本部でのNHKとの中継会見にて事実上の退陣を表明した。 選挙後の9月に組まれていた国際会議について、G20財務大臣・中央銀行総裁会議では財務・金融大臣の与謝野が体調不良を理由に欠席し、WTO閣僚会合では経産相の二階、農相の石破が欠席したことに対して「閣僚としての責務と、最後の仕事を放棄した。」として批判された。 2009年(平成21年)9月16日、麻生は特別国会の召集に当たり、憲法の規定に従い内閣総辞職を臨時閣議で決定した。麻生は退任記者会見で「残念ながら道半ばで退任することになった。」と述べ、首相官邸を後にした。同日、後継政権として鳩山由紀夫内閣が発足した。
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