辰木家の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 08:01 UTC 版)
辰木 晴君(たつき はるきみ) 桂の弟。生意気な性格であり、桂にはよく憎まれ口を叩く。幼少は病弱で、現在も喘息の持病がある。そのため、幼い頃は両親の視線が桂にいくことが少なく、桂は必然的にお祖母ちゃん子になった。東京の中学および高校時代(のち中退)はサッカーをしていた。神戸で約1年のフリーター勤めの後、2つの調理師専門学校を卒業し、フランス料理店で働く。 辰木 すゑ(たつき すえ) 桂の祖母。夫(桂の祖父)は早くに他界し、自宅で生け花の教室を開いていた。桂とさなえの生け花の師匠でもある。病弱な弟に両親がかかり切りだったこともあって、幼い頃の桂はもっぱら祖母に甘えていた。すゑもまた、桂を可愛がっていたが甘やかすことはなく、幼少の桂が嘘をついた際には厳格な態度を示した。桂が生まれるとき、晴一に相談されて「桂」という名前(男なら「けい」、女なら「かつら」)を勧めた。桂が小学校2年のときに心不全で死去する。 生け花の師匠、と聞くと和服しか着ないイメージがある(桂もそのイメージの記憶しかなかった)が、さなえによると2、3日おきに洋服を着ていたという。 辰木 晴一(たつき せいいち) 桂の父。建築内装関係の仕事をしている。桂の音楽趣味は、父の影響によるところが大きいという。ビートルズやカントリーが好み。妻のさなえとはお見合い結婚だが、まるで恋愛結婚のように仲が良い、と周りには評されている。 辰木 さなえ(たつき さなえ) 桂の母。桂によれば「飽きやすいのに執念深い困った性格」の持ち主。細かなことにまでいちいち言わずにはおれないため、家族を困らせることも。カントリー趣味の、やや変わった買い物感覚があり、和風主体の辰木家のなかではいささか奇抜すぎると評される。温泉旅行が趣味。
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