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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 23:25 UTC 版)
Mother Goose(マザー・グース)は、上述のような童謡や童謡集の伝説上の作者として紹介されることもある。英和辞典でも童謡の総称としてよりもこちらの説明を載せている例がある。例えば『英辞郎』の場合、Mother Goose を「Mother Goose's Talesを書いたとされる想像上の人物」としており、語源については「フランス語のcontes de ma mere l'oye(=tales of mother goose)の翻訳から」と説明している。そして、件の童謡の総称としての Mother Goose については、その次の説明で "Mother Goose rhyme(音写例:マザー・グース・ライム)" と呼び分けている。加えて、人名としての Goose, Mother を参照するよう促しており、つまりこれが意味するところは、Goose がファミリーネーム(家名)で Mother Goose は「グ-ス家の母」といったような二つ名(通称)ということである。 また、後述する鵞鳥に乗る魔女めいた人物を第1義に挙げる辞事典も珍しくない。その筆頭に挙げてもよい例は『ブリタニカ百科事典』であり、第1義に「架空の老女」を挙げ、続けてその特徴を説明してゆくが、内容は鵞鳥に乗って空を飛ぶ魔女のそれである。ペローに初まり、サンバー、ニューベリーと繋がる歴史的経緯については、第2義的位置付けで説明される。
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