辞令の書式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 23:08 UTC 版)
次の例は内閣が任命する人事官の例であり、内閣総理大臣が任命する国務大臣のように任命権者が異なる場合は記載内容が若干変わる。 辞令は縦書きで、発令年月日は和暦、数字は漢数字での記載となる。漢数字には壱・拾などの大字は用いられず、また、十の位は簡略化せずに記載される(例:「一七年」でなく「十七年」、「二一日」でなく「二十一日」)。 認証の助言と承認の書式 ○○を人事官に任命するについて右謹んで認証を仰ぎます。令和○年○月○日内閣総理大臣 ○○ 印 認証を表すため、この書面に天皇はみずから「証」の文字の印章を押印する。 任命の辞令(官記)(※「任命する」の後に「。」は付されない) 氏名人事官に任命する令和○年○月○日 内閣 印御名御璽 免官の辞令(辞令書)(※「免ずる」の後に「。」は付されない。罷免の場合は、「願に依り」を冠さず単に「本官を免ずる」と記載される。) 人事官 氏名願に依り本官を免ずる令和○年○月○日 内閣御璽 参考までに内閣総理大臣を任命するときは 任命の辞令(官記)(※「任命する」の後に「。」は付されない) 氏名(新内閣総理大臣の氏名)内閣総理大臣に任命する御名御璽令和○年○月○日内閣総理大臣 ○○(前内閣総理大臣の自署)
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