輯製図(しゅうせいず)
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1884年(明治17年)陸軍参謀本部は、伊能図や内務省の地形図・河川図および各府県庁作成の地図等を資料として、経度差1度、緯度差40分の区画で、多面体図法による20万分1の編集に着手した。この作業で1893年(明治26年)までに沖縄県から北方領土に至る国土の全域(沖大東島、孀婦岩ほか一部の離島を除く)の地図142面を完成させた。これが「輯製20万分1図」(当初は「輯製20万分1図」とよばれた)の生い立ちである。この図は、当時の日本における、統一の図式による最大縮尺の地図だった。
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