軍事会議と李登輝との対立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 15:00 UTC 版)
葉菊蘭が夫である鄭南榕が焼身自殺した年に台北市南区から立法委員に当選すると、彼女は郝柏村の越権行為を追及した。それは郝柏村が毎月行政院に参謀総長から軍団長クラスに至る高級軍人を呼び、軍事報告を受け、軍事会議を開いているといったことについて、軍政軍令の分立を破壊し、総統の統帥権を侵害しているということについてであった。民進党はこれについて大いに批判した。 それについて郝柏村は「この件に関しては軍政の範囲内にあり、国防部長が軍に関して装備、兵力、軍事費について知るべきである。また、私の職権である軍令の範囲内ではなく、私が越権行為をしたわけではない。」と答弁した。:「這是屬於軍政範圍內的事,國防部長要用多少裝備、多少軍隊、花多少錢,這些事我該知道呀!又不屬於不歸我職權的軍令範圍,我所做所為並沒有逾權啊!」 對於輿論的指責,郝柏村向總統府聯絡,希望向李登輝總統親自解釋,但卻得不到回應。在總統府例行記者會上,發言人引述李登輝在8月1日接見軍事將領的談話說:「每一個人都應該對國家效忠,這是一個新方向,同時,我們做任何事情不要看人,要看國家。」這一句說話,郝柏村本人視為李登輝在背後刺他一刀。 而郝柏村在立法院中,除了被民進黨杯葛以外,親李的國民黨的主流派立委也為難郝柏村,只有軍系立委與新國民黨連線支持郝柏村。 國防部長陳履安在任內被李登輝提名為監察院長,而郝柏村表示自己不知情,「看報紙才知道」。以此事象徵李登輝調動閣員不與行政院長商量。
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