車浮代とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 車浮代の意味・解説 

車浮代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/17 08:23 UTC 版)

車 浮代
くるま うきよ
ペンネーム 車 浮代[1]
車取しゃとり ウキヨ[2][3]
誕生 臼井 和代[注 1]
1964年(60 - 61歳)[2][5]
日本大阪府[5]
職業 小説家料理研究家江戸料理研究家
言語 日本語
最終学歴 大阪芸術大学デザイン学科
活動期間 2006年[注 2] -
ジャンル 時代小説
料理本
江戸料理
伝記
デビュー作 『筆子 その愛』
所属 国際浮世絵学会
江戸料理文化研究所
公式サイト 車浮代 公式サイト
テンプレートを表示

車 浮代(くるま うきよ、1964年 - )は、日本の江戸料理文化研究所 代表、時代小説家国際浮世絵学会会員。

江戸風キッチンスタジオ 「うきよの台所ーUkiyo’s Kitchenー」オーナー。

略歴・人物

大阪出身[6]大阪芸術大学デザイン学科卒業[6][1]。東洋紙業[1]、セイコーエプソン[7]を経て、映画監督新藤兼人に師事(シナリオ講座第1期特専科の修了生[2][6][1]
2005年、『アメン棒』にてシナリオ作家協会の第18回「大伴昌司賞」大賞受賞(当時の執筆名義:車取 しゃとりウキヨ[8]。)をきっかけに、会社員から文筆業に専念し[1]東京に移住した[4]。宣伝会議養成講座出身[要出典]。現在は作家の柘いつかに師事[要出典]

江戸文化、特に浮世絵と江戸の食文化に造詣が深く[1]、多数の講演を行なっている[6]

著書

「車取ウキヨ」名義

  • 山田火砂子、車取ウキヨ『筆子 その愛 ━━世界で一番美しい涙の物語━━』(初版第1刷)ジャパン・アート出版、2006年12月15日。ISBN 4-89713-130-8全国書誌番号:21247185。「発行人:高田宏治 / 発売:株式会社有朋書院 / p.209-214滝乃川学園福祉文化室長・河尾豊司「学術史料の監修について」 / 装丁:車取ウキヨ。」  ※初出版物
    • 本書の巻末「学術史料の監修について」は、共著者としてクレジットされている当時無名だった「車取ウキヨ」を、ドラマ映画『筆子・その愛 ━天使のピアノ━』を小説にしたいと当時上映予定の2ヶ月前に初稿144頁を持参し滝乃川学園に「類稀なる文才の人が現れた」との書き出しで始まり、映画監督であり脚本家でもある山田火砂子の原案による映画の小説版が後世に残る重要性を考え、初稿の石井筆子の生涯や障害児教育史的記述の乏しい部分をどう肉付けしていったのかなどを解説している。

監修・共著

受賞・候補歴

  • 1998年:第9回講談社 時代小説大賞最終選考候補
  • 2002年:第15回 シナリオ作家協会 大伴昌司賞佳作奨励賞 - 『湯女・勝山』[4][9]
  • 第6回 日本シナリオ大賞 最終選考ノミネート[4]
  • 2005年:第18回 シナリオ作家協会 大伴昌司賞大賞受賞 - 『アメン棒』[注 3]

テレビ出演

  • 週末 YY JUMPing(テレビ東京)
  • 所さんのニッポンの出番(TBSテレビ 2014.11.11〜2016.12.6まで)不定期出演
  • モーニングバード(テレビ朝日 2015.3.18)
  • news every.(日本テレビ)
  • スーパーJ チャンネル(テレビ朝日)
  • 浮世絵ツアー(BSプレミアム)
  • 大江戸ゼミナール(BSジャパン)レギュラー講師
  • ノンストップ!(フジテレビ 2015.8.31)
  • あさチャン(TBSテレビ 2017.5.15)
  • カツヤマサヒコ SHOW(サンテレビ 2016.7.19)ゲスト出演
  • なないろ日和(テレビ東京)
  • chouchou(シュシュ)(テレビ朝日 2017.11.25〜2018.12.22まで)
  • 月曜から夜ふかし(日本テレビ 2019.2.18)
  • ポルポ(テレビ朝日 2019.2.9〜)
  • 偉人たちの健康診断 江戸の健康革命(NHK BSプレミアム 2019.3.26)
  • CAST(朝日放送 2019.8.1)
  • 新説!所JAPAN(フジテレビ 2020.3.2)
  • 料理はじまり帖(BS日テレ 2020.3.7)
  • 知恵泉(NHK Eテレ 2020.11.3/2020.12.15)
  • チコちゃんに叱られる!(NHK 2021.4.30/2021.5.2)
  • 美の壷(NHK BSプレミアム 2021.5.28/2021.6.5/2021.6.11)
  • 歴史探偵(NHK Eテレ 2023.1.25)
  • 東京交差点 ONE MOMENT(テレビ東京 2024.10.14)
  • ニノさん(日テレ 2024.11.29)
  • ひるまえほっと(NHK 2025.2.20)

ラジオ出演

  • なかじましんや 土曜の穴(文化放送 2015.7.18)ゲスト出演
  • ごごラジ!(NHKラジオ 2016.7.8)ゲスト出演
  • 明日へのエール(TBSラジオ 2016.6.4〜)月1レギュラー
  • 生島ヒロシのサタデー一直線!(TBSラジオ)
  • 武内陶子のごごカフェ(NHKラジオ 2020.6.2)
  • ラジオ川越『talk, talk Radio』
  • ラジオ川越『ナックルヘッドのハッピーMONDAYエンタメアワー』
  • KURASEEDS(J-WAVE 2022.6.30)
  • 日本郵便SUNDAY'S POST(TOKYO FM)
  • otona no redio Alexsandria(インターFM)
  • マエストロ慶太楼の長電話 (NHKラジオ 2024.3.25)
  • 上柳昌彦のあさぼらけ(ニッポン放送 2024.12.2〜2025.1.3)
  • ラジオ深夜便(NHKラジオ 2025.4.17)

監修

  • 西武鉄道 2022年正月運行の『52席の至福 江戸料理トレイン』料理監修
  • 「お江戸に恋して」(TOKYO MX TV)江戸料理監修
  • えびす宮総本社 西宮神社の大嘗祭にて、江戸時代の饗応料理の再現を監修
  • 「ナイツの素人包丁」(時代劇チャンネル)江戸料理監修
  • 「東京・大江戸発見伝ゴロケン」(フジテレビ)番組監修
  • 「武士ごはんランキング」(名古屋テレビ)監修と江戸料理
  • 「—両国—江戸 NOREN」(JR東日本都市開発)アドバイザリー
  • 日本橋三重テラスにて『芭蕉月見の会 追体験の会』(県立上野高校同窓生有志の会)料理監修
  • HIGASHI-YAMA-Tokyo/八雲茶寮にて『季節を味わう江戸の宴』料理監修と講演

脚注

注釈

  1. ^ なお初出版物『筆子 その愛』著者紹介[4]に「1997年結婚」とある為、2005年『シナリオ』掲載の本名は、旧姓(出生名)ではない可能性がある[2]
  2. ^ 装丁デザインも手がけた初出版物の発行日より[4]
  3. ^ 平成16年度:2005年1月末日締切りで応募総数62篇のうち第1次・第2次審査を経て、2005年8月号で最終審査発表[8][4][9]

出典

  1. ^ a b c d e f 車 浮代”. PHP研究所 PHP INTERFACE. お役立ち:人名事典. PHP研究所 (2010年). 2025年5月17日閲覧。 “著書『筆子 その愛』”
  2. ^ a b c d 『シナリオ』通巻685号 2005, p. 33, 受賞者の言葉、著者Prof
  3. ^ 車取ウキヨ”. PHP研究所 PHP INTERFACE. お役立ち:人名事典. PHP研究所 (2008年). 2025年5月17日閲覧。 “著書『筆子 その愛』”
  4. ^ a b c d e f 『筆子その愛』 2006, p. 0, カバー折り返し著者紹介
  5. ^ a b 車浮代(監修)『四季の大和言葉 〜暮らしを楽しむ〜』(初版第1刷)神宮館、2023年9月13日。ISBN 978-4-86771-016-6。「奥付き:生年・生地を含む略歴掲載。」 
  6. ^ a b c d 車浮代さん 江戸の食文化に学ぼう|読むらじる。|NHKラジオ らじる★らじる”. 読むらじる。|NHKラジオ らじる★らじる. 2022年4月9日閲覧。
  7. ^ 江戸のヒットメーカーに学ぶ人生の極意 車浮代『蔦重の教え』文庫版|【北斎今昔】もっと知りたい、浮世絵の「今」と「むかし」”. www.adachi-hanga.com. アダチ版画研究所. 2022年4月9日閲覧。
  8. ^ a b 『シナリオ』通巻685号 2005, p. 32-80.
  9. ^ a b 大伴昌司賞 歴代受賞者 第11回(平成10年)〜第20回(平成19年)”. 新人シナリオコンクール:歴代受賞者. 日本シナリオ作家協会. 2025年5月15日閲覧。 “第24回までは学内コンクールとして運営。”

参考文献

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「車浮代」の関連用語

車浮代のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



車浮代のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの車浮代 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS