走行用バッテリーの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:20 UTC 版)
「ラジコン模型自動車」の記事における「走行用バッテリーの種類」の解説
小型の電動車には乾電池を使用するものもあるが、すぐに消耗するため、大抵は以下のような充電式電池を走行用バッテリーとして用いる。 強力なバッテリーはサーキットによっては持ち込みが禁止されている場合がある。 ニッケル・カドミウム蓄電池(Ni-Cd) ラジコンカー黎明期からのもので、強力なバッテリーとして登場(標準が乾電池だった時代)し、最初は6V、続いて7.2Vが登場した。現在はRCカーの入門者向けに用いられる。メモリー効果が顕著。 例1)タミヤ7.2Vカスタムパックと充電器セット 1300mAh 例2)ヨコモ 2.4G-RSIII ドリフトパッケージ用ランニングセット 1400mAh ニッケル・水素充電池(Ni-MH) Ni-Cd電池より大容量化が可能。自己放電が多めでメモリー効果もある。 例1)京商 マッスルパワー 3600HV 7.2V Ni-MH バッテリー R246-8454 例2)タミヤニッケル水素バッテリー7.2Vアドバンスパック 3700mAh 例3)ジーフォース 7.2V NiMH SPORT PACK 2400~4000mAh リチウムイオンポリマー二次電池(Li-Po) - LiPo、Li-Po、リポ、リチウムポリマーバッテリーなどと呼ばれる。 エネルギー密度が高く軽量で自己放電が少なく、メモリー効果も無いなど高性能だが、取り扱いを間違えると発火するなど上級者向け。 例1)ヨコモ Lipo 4000mAh/7.4V ストレートパック バッテリー (T型コネクター仕様) 例2)ジーフォース Catapult LiPo Battery 3300~5800mAh 例3)ヨコモ レーシングパフォーマー Li-po 7.4V 6000mAh 100C バッテリー(+5mm/-4mmコネクター仕様) リン酸鉄リチウムイオン電池(Li-Fe) - LiFe、Li-Fe、リフェ、リチウムフェライトバッテリーなどと呼ばれる。 Li-Po電池に比べるとエネルギー密度は劣るが安全性は高く、軽量で自己放電が少なく、メモリー効果も無いなど扱いやすい。 例1)タミヤ LFバッテリー&充電器シリーズ 1600~2200mAh 例2)川田模型 Li-Feバッテリー6.6V 4200mAh 50C 例3)イーグル模型 Li-FeバッテリーEA4200R/6.6V 65C+α・ハードケース仕様 ※mAh (ミリアンペアアワー) : 放電容量 タミヤのニカド電池 タミヤのLFバッテリーと変換コネクタ タミヤコネクタに対応している他社製ESC
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