走行用機関の換装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:54 UTC 版)
「関東鉄道キハ300形気動車」の記事における「走行用機関の換装」の解説
本形式が元々装備していたDMH17H形ディーゼルエンジンは非力な上、保守用部品の入手も困難になってきていたため、1993年(平成5年)から1996年まで新潟鐵工所製のDMF13HZ (230ps) に換装された。キハ100形2両(101・102)、キハ300形4両(301・303・305・3016)およびキハ350形10両(351 - 354・358・3511・3518 - 3521)の計16両に対して行われている。それに伴って変速機がDF115A(湿式多板クラッチ)に統一された。従来はTC2A(乾式単板クラッチ)も併用されていたが、機関換装の際に強化改修が必要だったことと製造メーカー(神鋼造機)の撤退により部品入手が困難になっていたために行われたものである。
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