赤電の登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 13:45 UTC 版)
京成電鉄の車両色は1952年の2100形から青電色であったが、1959年に製造された初代3050形(1995年までに全車廃車)で初めて赤電色が採用された。 この採用理由は京成電鉄が50周年を迎えた1959年に現れたために諸説あるが、最初に採用された3050形が京成初の標準軌台車を履いた車両で、千葉線京成千葉(現・千葉中央)-京成幕張間から13区間に分けて行われた改軌工事の完了と同時に旧車に替わって走り始めたことから強烈な改軌アピールとなり、地下鉄乗り入れを控え新たな時代に入ろうとする京成電鉄のイメージアップの役割を果したといえる。この塗装は沿線旅客より好評を持って迎えられた(1,372mm軌間の台車を履いた従来車はあらかじめ改軌準備工事が行われており、改軌工事から数日後に復帰している)。初代3000形は青電塗装で落成したが、1960年より翌年1961年にかけて赤電塗装に変更された。
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