貧血とは? わかりやすく解説

貧血

Anemia

【概要】 一定量血液あたりの赤血球数異常に少ないこと。実際にヘモグロビンという血色素濃度が、血液1デシリットルあたり12グラム以下のものをいう。9グラムまでは軽度、6グラムまでは中等度、それ以下は高度と便宜的に分ける。 

【原因】 原因は非常に多く材料不足、製造工場(=骨髄)の造血能力低下赤血球破壊増加(=溶血など)、過剰な出血などが単独あるいは複合している。(1)造血幹細胞へのHIV感染により、赤血球元になる赤芽球減少(2)造血環境作る間質細胞の異常。(3)薬物(AZTST合剤抗癌剤など)による造血抑制(4)自己抗体(5)出血。  

対策ジワジワ進むので体が慣れ大半の貧血は放置する(1)抗HIV薬がよくきくと改善する例がある。(2)高度の貧血には輸血を行う。(3)造血ホルモンであるエリスロポエチンは有効であるが、日本では血液透析腹膜透析療法腎不全しか保険適応がとれていない

《参照》 血液検査骨髄赤血球エリスロポエチン





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