設楽町民図書館の開館(1991-2014)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/30 06:28 UTC 版)
「設楽町民図書館」の記事における「設楽町民図書館の開館(1991-2014)」の解説
設楽町立田口小学校は田口地区の中心部にあったが、1990年(平成2年)に田口地区東部の高台に移転した。小学校の建物のうち木造の校舎は取壊され、跡地は暫定的に田口スポーツ広場となったが、鉄筋コンクリート造の特別室校舎は残され、この特別室校舎を用いて1991年(平成3年)に設楽町民図書館が開館した。1970年(昭和45年)に設置されていた特別室校舎の延床面積は415.2m2であり、図書室部分の床面積は75m2だった。1階に図書室と教育委員会事務局、2階にへき地研究コーナーと視聴覚ライブラリーと会議室が設置された。 1995年度(平成7年度)の利用者数は4,699人、貸出数は6,915冊だったが、1999年度(平成11年度)を境として利用者数や貸出数が漸減しており、2002年度(平成14年度)の利用者数は3,233人、貸出数は5,215冊だった。冷房施設を有しているため、夏休み期間中は小中学生の利用が多い。毎月1回の頻度で図書館だよりを発行しており、2003年(平成15年度)12月時点で138号まで発行されていた。2002年度(平成14年度)時点の蔵書数は、一般書が10,608冊、児童書が3,792冊、その他(視聴覚資料や紙芝居)が221冊、計14,621冊である。うち13,554冊は設楽町が購入した図書であり、993冊は寄贈図書、74冊は愛知県から譲渡された図書である。
※この「設楽町民図書館の開館(1991-2014)」の解説は、「設楽町民図書館」の解説の一部です。
「設楽町民図書館の開館(1991-2014)」を含む「設楽町民図書館」の記事については、「設楽町民図書館」の概要を参照ください。
- 設楽町民図書館の開館のページへのリンク