言語・民俗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/25 06:25 UTC 版)
タクロバンの人口の推移年19901995200020072010人口136,891 167,310 178,639 217,199 221,174 タクロバンの文化や言語は、この地方の中心都市であることを反映して多様である。タクロバン周辺の主要言語は東ビサヤ地方に広がり、別名を「レイテ - サマルノン」(レイテ・サマール語)ともいうワライ語であり、市民の約90%が話している。しかし、教育や商業、政治の場ではリングワ・フランカとしてタガログ語(フィリピン語)が使われ、国際語として英語も通用する。またレイテ島北西部や南部で使われるセブアノ語も使われる。 タクロバンはスペイン植民地時代、典型的な植民都市の人口構成であり、純スペイン人やスペイン人と現地人との混血がほとんどを占めていた。現在もタクロバンの住民 (Taclobanon) には、スペイン人と中国人の系統の混ざった人々が多い。 他のタクロバンに移り住んだフィリピンの民族の人は、セブアノ語、カナ語(Kana)、ビサヤ語(英語版)を話す人が6.08%いる。残りは0.80%がタガログ語、0.10%がイロカノ語、0.07%がパンパンガ語、2.95%がその他の民俗の言葉を話す。 タクロバンの強みの一つは東ビサヤ地方でも随一の教育機関の集積があることである。フィリピン大学タクロバン校、東ビサヤ大学、ビサヤ・タクロバン・カレッジ、その他多くのミッション系大学や単科大学が集中しており、市内の学生の数は4万に達する。
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