西武岡崎店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 16:47 UTC 版)
店舗は地上4階まであり、4階にはロフトが入店していた。(現在、ロフトはリニューアルオープンし営業中) ロフトとドンクは西武岡崎店の閉店に伴いイオンモール専門店街に移転する。また、地下1階、R階は駐車場であった。 セブン&アイ・ホールディングス傘下となった西武百貨店が、最大のライバルであるイオングループの運営するショッピングセンターに入居する特殊な出店形態となっていた。これは開店当時は西武百貨店とイオンは共同で多店舗展開を予定しミレニアム企画という会社を設立し静岡県浜北市(現在の浜松市浜北区)や群馬県太田市に出店する計画があったため。しかし西武百貨店の経営状態が芳しくなかったことや、そごうとの経営統合に経営資源を集中させたことから立ち消えとなった。 小規模な店舗であることが買い物客を館内のすみずみまで行き渡せる効果を生み、2008年(平成20年)2月期に102億7300万円の売上を計上。一時は西武百貨店の中でも優良店舗の一つに数えられるまでになっていた。しかしその後は営業不振に陥り、前記の通り2020年(令和2年)8月に営業を終了する事となり、予定通り2020年(令和2年)8月31日をもって閉店、西武百貨店はイオンモール及び愛知県から姿を消した。尚、当日は同年に流行していた新型コロナウイルス感染対策の一環でセレモニーは実施されず、静かな閉店となった。
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