襷を含む言葉・文献
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 13:50 UTC 版)
襷掛け(たすきがけ) - 細長いものどうしが交差している様子。 襷反り(たすきぞり) - 襷反りとは相撲の技の一つ。 襷星(たすきぼし) - 二十八に分けた星宿の一つ、翼宿(南方朱雀七宿の第6宿)の「和名」である。タスキ星 - 囲碁の棋譜・布石の一つ。 火襷(ひだすき) - 藁などを陶器の器肌に付けて焼き、その部分の肌色が襷状に赤く発色させる技法。自然的な変化に趣があり、珍重される。備前焼が有名。 文様 襷文(たすきもん) - 格子模様に似ているが、縦・横の交差する線が垂直ではなく、斜めに交差した模様を襷文と区分する場合がある。「菱格子」とも呼ぶ。 鳥襷(とりだすき) - 日本の有職文様の1つ。尾長鳥が向かい合って輪違いに連なった模様である。中心に菱形の花文を置くデザインが多い。 三重襷(みえだすき) - 日本の有職文様の1つ。斜面を交差させた一条の襷の中に、それぞれ菱(斜め四角)を入れた模様。3本ずつの斜線で構成され、中心に花菱や四つ菱を置くデザインが多い。 慣用句 帯に短し襷に長し - 中途半端で使い物にならないこと。 文献 「木綿襷 かけても言ふな あだ人の 葵てふ名は 禊にぞせし」(後撰和歌集/夏) 「白栲(しろたえ)の 手繦(たすき)をかけ まそ鏡 手に取り持ちて 天つ神 仰ぎ祈(こ)ひ祷み」(万葉集)
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