補償の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 12:20 UTC 版)
補償の種類一覧表補償の対象人間無機物・動植物被害者側対人賠償責任保険・自損事故保険 対物賠償責任保険 運転していた者人身障害保険・無保険車傷害保険・搭乗者傷害保険 車両保険 保険金は、「相手に対する賠償として支払われるもの」と、「契約者自身の損害を補償するもの」とに分けられる。 損害賠償は被害者や遺族への補償という性格上、飲酒運転、無免許(または免許の取消か停止中の場合)、違法改造車の運転のように、運転者や車両に「悪質な違反」(故意犯)や「重大な過失」があっても保険金は原則として支払われるが、「契約者自身に対する補償」の場合、運転者に「悪質な違反」や「重大な過失」があったと認められれば、保険金は支払われない。また、賠償保険以外の保険のみを単独で加入することはできない。 対人賠償保険、無保険車傷害保険、自損事故保険、搭乗者傷害保険、対物賠償保険、車両保険の6つに対人・対物示談交渉サービスをセットしたものを自家用自動車総合保険(SAP)、車両保険を除いた5つに対人示談交渉サービスをセットしたものを自家用自動車保険(PAP)、それぞれ単独又は任意の組み合わせで契約するものを自動車保険(BAP)という。しかし、近年の保険料自由化により、各損保会社とも新しい独自の商品の開発を行なっており、これらによる分類があてはまらなくなってきている。
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