被害者と室内の様子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/05 14:30 UTC 版)
「八戸市女子中学生刺殺事件」の記事における「被害者と室内の様子」の解説
発見時は仰向けの状態で、口には粘着テープが張られ、両手は後ろ手に粘着テープで縛られていた。 上半身は、学校指定のジャージにパーカーを羽織っていたが、下半身は裸で座布団が掛けられていた。しかし、乱暴された跡はなかった。 トレーナーのズボンと下着は、頭の右横の方に落ちていた。 自宅で使われていた包丁が右足の横に落ちていたが、血も指紋もついていなかった(凶器としては使われていない)。 左首、右ふくらはぎ、左ひざなど数カ所に傷があった。致命傷は心臓を貫通する刺し傷であり、死因は失血死だった。 玄関のガラス戸が割れ、外側に向かって破片が飛び散っていた。被害者の左ひざには傷があった(「逃げようとしてガラス戸を割った時にできた」と思われている)。 廊下から玄関には、痕跡が残っていた。「玄関まで逃げ、ひざでガラス戸を割ったあと犯人に捕まり、部屋まで引きずり戻された」と思われている。 殺害場所(寝室)以外で血痕があったのは、玄関付近の廊下1か所だけである。「玄関から引きずり戻す時に、心臓を刺した」と思われている。 室内に物色された形跡はなかったが、玄関、居間、風呂場の脱衣所の3か所の窓が施錠されていなかった。
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