表面筋電図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 10:24 UTC 版)
詳細は「筋電図」を参照 不随意運動では動きの速さ、頻度、大きさ、律動性あるいは規則性の有無、出現部位、分布、出現状態(安静時、姿勢時、動作時)、影響因子(睡眠、精神的緊張、意思による抑制効果)などで分類される。筋電図としては多数のMUPグループから構成されるため群化放電をおこす。ひとつひとつのMUPを評価する場合は針筋電図で検査を行う。不随意運動に伴う群化放電の評価項目としては以下の5つが知られている。 記録されている筋の状態 安静時、姿勢時、動作時に関する情報。 群化放電のパラメータ 持続、振幅、周期、出現頻度、律動性、規則性の有無など。 主動筋、拮抗筋間の相反性または同期性の有無 主動筋の放電中に拮抗筋の放電が認められない場合は相反性ありとし、同時に放電している場合は同期性ありとする。 群化放電の出現部位 出現部位間の同期性の有無 不随意運動頻度(Hz)持続時間(s)規則性相反性同期性分布線維束攣縮 1~30 0.02以下 - - - 全身 ミオクローヌス(狭義) 1~20 0.1以下 - - -~+ 全身 周期性ミオクローヌス 1~5 0.1~1.0 + - + 顔面、四肢、通例両側 律動性ミオクローヌス 2~3 0.07~0.15 + +~± -~± 口蓋、喉頭、横隔膜、四肢 パーキンソン振戦 4~6 0.05~0.1 + + - 四肢、頸部 バリスム 0.5~2 0.2~1.5 ± ± + 上下肢近位、通例片側 舞踏病 0.4~1.5 0.1~1.0 - ± - 顔面、頸部、体幹、四肢近位 アテトーゼ 0.1~0.3 1.0~3.0 - - + 四肢遠位 ジストニー 持続性 3.0以上 - - + 顔面、頸部、四肢
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表面筋電図
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