衣装・武器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/11 04:19 UTC 版)
原作におけるファントムは、黒いマスクに紫色の全身タイツといういでたちをしている。武器は M1911を2丁用いるときがあり、2丁は特殊なベルトに収められ、そのベルトはガイコツ型のバックルにしめられている。ファントムは敵の銃を撃つためだけに銃を使う、とフォークが設定したものの、ピーター・デイビッドがライターとしてDCコミックスでファントムのミニシリーズを担当した際、そのことを忘れ、ファントムが敵を負傷させるために発砲する場面を挿入してしまった。 ファントム以前に、覆面のクライムファイターには、怪傑ゾロがおり、ビジネス・スーツのヒーローはClockがいるが、「ピチピチのタイツスーツに瞳孔の描かれていない目をしている」という典型的なスーパーヒーローはファントムが最初である。 原作者のリー・フォークは、彼のスーツの色を灰色としていたが、1939年の日曜版におけるファントムの衣装の色は紫だった。その後もフォークは登場人物の発言やナレーションを通して、灰色の幽霊と形容させたように、彼のスーツの色が灰色であることを示したが、最終的には紫色を受け入れた。その後、1960年日曜版にて、衣装はジャングルの偶像が元になったもので、スーツはジャングルに生えていた木の実を使って染めたという設定がなされた。 Moonstone BooksのThe Phantom: Ghost Who Walksというファントムの現代版において彼は、ケブラー製の衣装を着だすようになった。 なお、スカンジナビアにおけるファントムの衣装は青で、イタリアやトルコでは赤であり、ブラジルも赤だった時があった。
※この「衣装・武器」の解説は、「ザ・ファントム」の解説の一部です。
「衣装・武器」を含む「ザ・ファントム」の記事については、「ザ・ファントム」の概要を参照ください。
- 衣装・武器のページへのリンク