衛星基幹放送のIFと論理チャンネル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:43 UTC 版)
「テレビ周波数チャンネル」の記事における「衛星基幹放送のIFと論理チャンネル」の解説
有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令第18条第1項及び第2項には、有線一般放送の受信者端子における衛星基幹放送の信号の搬送波の周波数を規定している。受信機器の入力における周波数、つまり、ケーブルテレビでの伝送用のみならず家庭用の受信アンテナの直下のコンバータからチューナーへの伝送用の周波数でもある。一般にBS-IF、CS-IFと呼ばれるIF(中間周波数)の内、チャンネル毎の中心周波数のことでもある。 また、BS及び110度CS放送の受信電波を中間周波数へ変換するための局部発振周波数は、上記同省令の第19条表中の四において、右旋円偏波の場合は10.678GHzの局部発振周波数を、左旋円偏波の場合は9.505GHzの局部発振周波数を用いることが規定されている。 衛星基幹放送ではまた、一つの物理チャンネルを時分割多重等の技術により複数のチャンネルに分割することが可能である。この分割されたチャンネルを論理チャンネルと呼び、論理チャンネル番号はARIB TR-B15「BS/広帯域CSデジタル放送運用規定」にて3桁のservice_idの形で規定されている。つまり、地上基幹放送と同様に、周波数帯域の定義と受信機側で用いる番号の定義にそれぞれ異なる概念がある。 各物理チャンネルと論理チャンネル、及び各放送事業者のマッピングは日本における衛星放送の物理チャンネル(BSデジタル放送)の項、または物理チャンネル(東経110度CSデジタル放送)の項を参照。
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