血判状の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/09 11:09 UTC 版)
傘連判状 - 円形に署名と血判を押すことで、団結を固めるとともに首謀者をわからなくした。こういった取り組みは、ヨーロッパでも行われ、ラウンドロビン(輪っかになったリボン)と呼ばれる。 起請文 - 神仏に契約を守ることを誓うときに血判を押す。坂本龍馬が高島流砲術の秘密を洩らさない契約を行った物などがある。墨と混ぜたりした血を使って書いたものを血書(けっしょ)・血文(ちぶみ)という。菊池武重起請文 - 最古の血判起請文。延元3年(1338年) 似たような例 血书(血書) - 中国で、深い恨み、決意を表明する時に血を使って書かれる。拷問の上で獄死した明の時代の政治家杨涟(中国語版)の『獄中血書』、大英図書館収蔵のBL, S.5451(906年に83才の男性が写経した書)、孔子が作ったとする『春秋』の解説書『春秋公羊伝』などに記述した様子が見られる。 インドでは、インド首相ナレンドラ・モディへ「私刑を禁止する活動を行っている有名人」達を国家の危険人物だとして表彰の撤回を求める活動家の101通の書状、中国との国境摩擦を憂う国防志願兵が血で書状を書いている。
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