蛯名家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 06:36 UTC 版)
蛯名 昇(えびな しょう) 演 - 玉森裕太(Kis-My-Ft2) 舞子の弟。高校時代はバンドを組んでいた。帝都医科大学に通う医大生のため医学的な専門知識に詳しく、チョコザイをサヴァン症候群だと見抜く。自身が参考人となった事件を機に、医大を目指したのは母親が死ぬ前に笑顔だったことが記憶の中で引っ掛かっていたからだと気付く。精神科教授の門倉に感銘を受け、将来は「門倉研究室」へ行くことを希望している。姉の好きな「コロコロコロッケ」に対して、「ガンガンエビフライ」が好物。 蛯名 達夫(えびな たつお) 演 - 利重剛 舞子と昇の父親。アパートの家賃収入で生計を立てており、専業主夫のようにいつも家にいる。温厚でチョコザイに対しても優しく接する。真理子が亡くなる前は自動車メーカー「コバルト自動車」のサラリーマンで、設計職に就いていた。大家を務める「マリコーポ」は自身の退職金と妻の遺産で建てたもので、その名称は亡き妻の名に由来する。 蛯名 真理子(えびな まりこ) 演 - 奥貫薫 舞子と昇の母親。15年前に事故死、警察の捜査により、自殺と判断されたが、断定するには不可解な点が多く、家族は捜査結果に疑いを持っていた。 小暮桃香が死亡した事件をきっかけに舞子が事件を検証する。さらに沢はかつて機動捜査隊の新人時代に事故の初動捜査を担当していた過去を舞子に明かし、チョコザイの協力で真理子の事故死の再捜査を開始する。真理子の墓まで来たチョコザイは遺骨を取り出し「この指ありません」と呟き、右手中指の欠損を示唆する。その様子を見ていた達夫は突然自分が真理子を殺したと言い、その場から去ってしまう。達夫には真理子が自殺する原因に心当たりがあった。やがてチョコザイの残す言葉によって、事件の真相が明らかになったとき、舞子たち蛯名家が長年抱えていた想いが氷解していく(真理子は店に指輪を取りに行く途中で脳内出血が起きてブレーキが踏めなくなったため起こった事故により死亡した。右手中指の欠損は、助けを求めようと窓を開けて手を伸ばした際にトラックに接触し、切断してしまったことが原因だった)。
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