蘇芳地連雲文金襴袈裟とは? わかりやすく解説

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蘇芳地連雲文金襴袈裟〈空谷明応所用/〉

主名称: 蘇芳地連雲文金襴袈裟〈空谷明応所用/〉
指定番号 2248
枝番 00
指定年月日 1969.06.20(昭和44.06.20)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 工芸品
ト書
員数 1領
時代区分
年代
検索年代
解説文:  この二領の袈裟は、伝法衣として伝存したもので、共に名物裂めいぶつぎれ】の金襴きんらん】を用いたものであり、当時海外文化交流のあとを示すと同時に後世染色品に大きな影響与えた点において貴重な資料である。
 前者は、現在八条仕立てなおしてあり、表には、蘇芳宝尽文金襴を用いている。この金襴は、富田金襴称される名物裂であり、資料として貴重である。将軍足利義満信任厚かった天竜寺空谷明応仏日常光国師)の所用伝え塔頭慈済院伝わったもので中国元代の作である。
 後者は、九条仕立てで、名物裂金地二重牡丹文の金襴仕立てられている。金地二重金襴明確な古い遺品として価値高く、織技も優れている夢窓国師弟子天竜寺住持となった不遷法序(慈明禅師)の伝法衣で、塔頭三秀院に伝わったもので、中国、明時代初期の作である。
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