蔦怪獣 バサラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:24 UTC 版)
「ウルトラマンタロウの登場怪獣」の記事における「蔦怪獣 バサラ」の解説
第11話「血を吸う花は少女の精」に登場。 捨て子塚に生えていた植物「怨み花」が、親に捨てられて死んだ子供たちの埋葬された亡骸の養分を吸収し続けて生育し、その恨みの感情から怪獣化した。本体は普段、地中に隠れている。人間の赤ん坊の泣き声に酷似した鳴き声を発し、捨て子となった子供たちの恨みの化身とも言われている。伸縮可能な全身の蔦(体毛)で人間を捕まえては電気ショックを浴びせて仮死状態にし、食料である生き血を耳から一滴残らず飲み干す。花は千切れていても蔦と繋がることによってバサラの意思どおり動かせるようになるが、繋がっている蔦を切られれば行動不能になる。最大の武器は蔦や、口から出す蔦から放つ電気ショック。ストリウム光線によって倒されるが、絶命寸前には最後の力を振り絞り、捨て子塚の寺を炎上させた。 デザインは鈴木儀雄が担当した。 着ぐるみはアリンドウの改造。当初はタガールの着ぐるみをベースとする予定だったが変更された。造形物はスーツのほか、炎上用カポックと実物大の蔦が用意された。 最後に寺を焼き払うという場面は、特技監督の大平隆が提案したものである。 『ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑』では電気ショックを「サンダーフラッシュ」と命名された。
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