著名な職人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 02:16 UTC 版)
松本喜三郎(1825年 - 1891年) - 「生人形」と称してはじめて興行をうった。 安本亀八(1826年 - 1900年) - のち、子息が襲名をしており3代目まで。 以上のふたりは明治時代に生人形の名人とされた。東京国立博物館などに作品が所蔵されているが、現存している作品数は非常に少ない。 生人形やそれに類する人形を製作した職人には以下の人物などが見られる。 大江定橘(-定橘郎) - 安政3年(1856年)に、からくり仕掛けの生人形をつくり「大機械活動人形」として興行。 中谷豊吉 - 大江定橘郎の興行に細工人として名前を見ることが出来る。 泉屋吉兵衛(2代目) - 江戸の職人。天保年間に妖怪や変死体の人形を作り見世物に出した。お化け屋敷の始まりともいわれる。俗称「泉目吉」。 大江忠兵衛 - 大坂の職人。 大石眼龍斎 - 京都の職人。『武江年表』には眼龍斎の両国での興行は江戸での人形興行のはしりとなったと記されている。 尾村安五郎 - 明治期に活躍。仕掛けものを加えた生人形の興行をしている。 平田郷陽 - 人形師初人間国宝。 花沼政吉 - アメリカで活動した彫刻家、版画家で自らの生人形を制作したことで知られる。 鼠屋伝吉 - スミソニアン博物館に「農夫全身像」(19世紀後半 像高158cm)が所蔵されている。 山本福松 江島栄次郎 - 松本喜三郎の弟子
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