著作権をめぐる争いと、その後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/21 12:24 UTC 版)
「バケットヘッド卿」の記事における「著作権をめぐる争いと、その後」の解説
2017年の選挙の後、デュアハムはハーヴェイに連絡をとり、バケットヘッド卿のキャラクターの所有権は自分にあることを伝えた。ハーヴェイによれば、デュアハムは、自分に Twitter アカウントのパスワードを知らせるよう求めたという。ハーヴェイは、法的措置には対抗できないと考え、黙って従った。デュアハムは、将来イギリスでおこなわれる選挙において、適切な手続きで彼の公認を得て、このキャラクターで立候補することを希望する者は歓迎するとし、「私のキャラクターであるバケットヘッド卿は、常に人々の声の代弁者でしたし、私は人々に彼の声を使わせ得たいと感じています」と述べた。 Twitter のアカウントは、2019年から再び発信を始めた。この年、バケットヘッド卿を演じたのはデヴィッド・ヒューズ (David Hughes) で、イギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票のやり直しを求める人民の投票(英語版)のデモに参加するなどした。4月、バケットヘッド卿はクラウドファンディングで £15,000 を集め、5月におこなわれた2019年イギリス(英語版)欧州議会議員選挙にナイジェル・ファラージと同じ南東イングランド選挙区(英語版)から欧州議会議員に立候補しようとした。しかし、この企ては、イギリスの欧州連合残留を訴える他の政党の票を奪うかもしれないという懸念から、取りやめられた。デュアハムによれば、集まった資金は返却されたという。 12月におこなわれた2019年イギリス総選挙では、バケットヘッド卿はオフィシャル・モンスター・レイブン・ルーニー・パーティーを代表してボリス・ジョンソン首相と同じアックスブリッジ・アンド・サウス・ルイスリップ選挙区(英語版)に出馬した。一方、ハーヴェイも、同じ選挙区に、新キャラクターであるビンヘッド伯爵として出馬した。
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