芝居噺 林家正蔵の会
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1970年2月からの隔月(偶数月)に、江戸時代から伝え継がれている本式の道具仕立てでの「芝居噺」を、東京・岩波ホールで催した落語会。 世話人は秋庭太郎、白井喬二、知切光歳、藤浦富太郎 当時、この口演の模様は、今後の資料として残すために、日本大学芸術学部映画学科の協力を得て16mmフィルムで撮影されており、貴重な記録映画である。予算の関係で基本的にはモノクロで撮影されたが、特に舞台装置等で「色彩に凝ったもの」に関しては、カラーで撮影をした。パートカラーの作品もある。 この記録映画は後に貸し出されてもおり、後にビデオ化されて、三一書房で販売もされたこともある。2004年、松竹系のCS放送局の歌舞伎チャンネルで「八代目林家正蔵 正本芝居噺の世界」として、この記録映画が番組として放送され、以後、衛星劇場等でも放送された。番組の進行役は、彦六の弟子3代目八光亭春輔、解説は舞台美術家(日本大学芸術学部講師)の伊東清で、番組内では貴重な当時の資料等も紹介されていた。
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