船橋営業所の閉鎖と習志野出張所の開設
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「京成バス習志野出張所」の記事における「船橋営業所の閉鎖と習志野出張所の開設」の解説
2012年に入り、船橋営業所の用地を再開発する計画が持ち上がり、車庫の機能を船橋市習志野にある習志野工業団地内に移転させることになった。また、新車庫の約4キロメートル東側には長沼営業所管轄下で車両配置のあった花見川車庫も存在したが、当所の開設により、角栄団地線(佐倉営業所の廃止の際に田町車庫から長沼営業所花見川車庫に移管され、現在はちばグリーンバスに再移管)以外の全路線が当所に移管し、花見川車庫はバスの折り返し場と乗務員の休憩所としての機能のみとなり、敷地の半分近くが売却された。同様に、新車庫の約3.5キロメートル南側にある三山車庫も規模を縮小し、三山車庫で折り返しを行なっていた路線は一部の便を除き習志野出張所まで延伸された。さらに、幕張新都心エリアを担当してきた茜浜車庫は、習志野市芝園に新設された芝園車庫に移転した上で船橋営業所から独立し、新都心営業所に昇格を果たした。その後、旧船橋営業所が廃止の際には花輪車庫が担当してきた路線のうち、津田沼駅南口を発着する路線は屋敷線を除き新都心営業所に移管された他、京成船橋駅を発着していた全路線と柏井線については京成バスシステムへと移管するなど、当所の担当エリアをかなり縮小し、今までとは逆に新都心営業所の管轄下に置かれ、習志野出張所へと格下げされた。また、茜浜車庫は同じく船橋営業所から独立し営業所に昇格を果たした船橋高速バスセンターが移転し、新習志野高速営業所茜浜車庫となった。 詳細は「京成バス新都心営業所#現行路線」および「京成バス長沼営業所#花見川車庫の編入と再分割」を参照 なお出張所と名乗っているが営業所番号は「0」が付番されており新都心営業所の配下にありながら実質的には営業所と同じ扱いである。京成バスの従前の慣例的には「新都心営業所習志野車庫」になるところなのだがそうはならなかった理由は当所の近くに船橋新京成バス(旧・習志野新京成バス)習志野営業所習志野車庫があり、両者とも津田沼駅北口(、屋敷線のみ南口)から発着しており名称の混同を避けるためである。最寄りの停留所名も新京成の方は「習志野車庫」である一方で京成のものは「京成バス習志野出張所」として「車庫」と「出張所」の違いはもとより「京成バス」のものであることを強調している。
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