航空燃料タンクとは? わかりやすく解説

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航空燃料タンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 09:53 UTC 版)

航空母艦」の記事における「航空燃料タンク」の解説

空母では、艦自身行動燃料のほかに、航空燃料として航空用ガソリン (Avgas) を搭載する必要があった。しかしガソリン引火点が低いこともあって、そのタンク修理整備には手間がかかり、またダメージコントロール面でも留意事項多かった日本空母場合溶接構造タンク船体固有構造別個に作って艦内搭載し、その外囲空所として、後には注水したりコンクリート流し込んだりして防御強化した。またタンク自体も、ガソリンガス発生制限するために海水補填式とされ、燃料使用され減少する自動的に海水補填されて、常に液面を「満」の状態に保つようにされていた。 その後艦上機としてジェット機用いられるようになったが、ジェット燃料ガソリンよりも引火点高く安全性観点では優れていた。これに伴ってレシプロエンジン搭載機運用終了する航空用ガソリン搭載する必要がなくなり空母最大弱点といわれるガソリンタンクも廃止された。

※この「航空燃料タンク」の解説は、「航空母艦」の解説の一部です。
「航空燃料タンク」を含む「航空母艦」の記事については、「航空母艦」の概要を参照ください。

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