航空測量の役割
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 22:48 UTC 版)
ここでは、国土交通省国土地理院の測量用航空機「くにかぜIII」の運用内容について紹介する。災害発生時においては、官民の航空測量機関が、被災地の航空機による航空写真撮影等による最新データを取得し関係機関へ提供している。平時は、航空測量による地形図作成、文化財保護、国土の強靭化計画や産業支援に寄与する一方で、ドローン、航空レーザー測量など新たな測量技術・研究開発・対応も官民連携して担っている。 災害時の運用撮影可能地域:東京都小笠原支庁を除く全国 災害対応対象:地震時:震度6弱以上で被害の発生状況を踏まえ対応を検討、その他の災害:被害の発生状況等を踏まえ対応を検討 ビデオカメラ撮影による映像取得:状況により実施 平常時の運用:当初の撮影範囲:災害時対応を考慮し、本州・四国を中心とした地域を想定した撮影を実施電子国土基本図(地図情報)即時修正用のスポット撮影 電子国土基本図(オルソ画像)整備用の小地域撮影 火山地域警戒としての平常時撮影 航空機SAR(合成開口レーダ)観測 防災訓練 災害時対応撮影・情報収集訓練 調査研究撮影
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