自治体公用車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 03:32 UTC 版)
「トヨタ・センチュリー」の記事における「自治体公用車」の解説
都道府県知事車、議会議長車として用いられることある。しかし、2代目モデル終盤頃より先述の通り環境性能や費用抑制を理由にしたレクサス・LSやアルファードによるセンチュリーの代替が風潮としてある他、2代目から3代目へモデルチェンジするにあたり、ハイブリッド化で他車種からの回帰の動きがある一方で、納入価格やリース料も大幅に引き上げられたこともあり、公用車としての妥当性が報道等を通じて問われる例も見られている。広島県議会の議長車として納入された例では、2代目が1000万円台であったのに対し、3代目は1800万円と高騰したことが話題となった。議会事務局側は「安全性が高く、故障しにくい。20年ほど乗るつもりなので、長い目で見れば車種や費用は妥当だ」としている。 兵庫県知事車と同県議長車のリース契約の例では、2代目から3代目へ契約変更するにあたり、7年間の料金が約1400万円から約2100万円に増加した。県知事はセンチュリーを使用する根拠として「広大な県土を走行できる馬力があり、高い安全性能を備えた車種。一方的議論が横行しているのは遺憾」とする答弁を行われた。しかしながら2021年8月に就任した斎藤元彦知事は、選挙戦でセンチュリーのリース契約を解除することを公約としており、当初は職員用公用車のトヨタ・ヴェルファイアを、同年12月からは新たにリース契約を結んでトヨタ・アルファードを使用した。
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