自動車やオートバイでの利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 01:18 UTC 版)
「ロータリーエンジン (初期航空機)」の記事における「自動車やオートバイでの利用」の解説
19世紀末から回転式エンジンを用いた自動車やオートバイがいくつか製作され、販売されたものもあった。1890年代にステファン・バルツァー (Stephen Balzer, 1864-1940) により自動車用ロータリーエンジンが製作された。1904年にイギリスのRedrup(en:Charles_Benjamin_Redrup)は自らの設計による2気筒のロータリーエンジン(en:Barry_engine)をフレーム内に搭載したモペッドを開発し、1912年に「Redrup星形エンジン」を搭載したエンジンを搭載したモペッドも製作した。1921年から1925年にかけて、ロータリーエンジンをフロントホイール内に納めるインホイールエンジンの構成を採ったメゴラ(en:Megola)がドイツで製造された。生産台数は少なかったが、いくつものオートバイレースで優勝した実績を持つ[要出典]。1940年代に、Cyril Pullin(en:Cyril Pullin)がPowerwheelと名付けられた単気筒のインホイールエンジンを考案したが、製造されなかった。アメリカではAdams-Farwell社(en:Adams-Farwell)が4輪の自動車であるBailey、Balzer、Intrepidの3車種にロータリーエンジンを搭載した。2008年、アメリカのRevoPower社(en:RevoPower)は自転車用の後付けエンジンであるThe Wheelを発売した。26インチの自転車用ホイール内部に25cc単気筒2ストロークのロータリーエンジンを内蔵したもので、通常の自転車のフロントホイールと交換するだけで取り付けられ、最高時速32kmで走行可能であった。
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