自動航法室
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 06:44 UTC 版)
「ヤマト (宇宙戦艦ヤマト)」の記事における「自動航法室」の解説
原作アニメでも自動航法装置の設定は存在していたが、『2199』では大きくスポットを当てられている。 艦首ドーム部に存在する、イスカンダルへの航路情報を有する施設で、最重要施設であるため、基本的に乗員の立ち入りは禁じられている。物語当初はユリーシャ・イスカンダルから伝えられた航路図のデータがインプットされているとされており、その一方で乗員の間では「開かずの間」と呼ばれ、綺麗な女性の幽霊が出ると噂されていた。『2199』第17話でその実態が語られ、航路図が実は存在せず、事故ないしテロによって意識を失ってしまったユリーシャ本人を自動航法室の中核とし、その記憶をトレースすることで航路図を得ており、幽霊の正体もユリーシャの精神体だった。自動航法室の真実は当初、沖田と真田しか知らなかったが、『2199』第17話において沖田の一存で乗員全員へ発表される。 また、ユリーシャの入っていたカプセルは、生命維持装置としての機能を有し、地球帰還の際に通過した亜空間内でデスラーの襲撃を受けて被弾し、瀕死の状態となった森雪の生命維持に用いられた。 『2202』では、ゴレム突入の際、桂木透子(「サーベラー」からコピーされた「純粋体」)がカプセル内に入り、誘導やゴレム内のゲートの開放等を行ったが、ズォーダーに場所を気付かれ、ニードルスレイブの集中攻撃で破壊された。
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