脱走に至った動機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 10:13 UTC 版)
「松山刑務所大井造船作業場脱獄事件 (2018年)」の記事における「脱走に至った動機」の解説
脱走した受刑者は、下記のように動機を語っている。同作業場は、受刑者内で作自治会治会』が存在しており、会長、副会長、新人訓練係などとい序列序列が存在していた。自らの規律違反行為で序列を下げたことから、人間関係に疲れ果てて、大井の体制にも限界を感じていたと告白している。 3月と4月の規律違反で全てを失ったこと。 2月のはじめに足を痛めて、気持ちが病んでいたこと。 規律違反で当時の自治会長との関係が悪くなっていたこと。 規律違反が原因で職員から「他のやつが許しても俺は絶対に許さんからな。覚えとけよ。」と言われたり無視されたりしたこと。 規律違反を誰もが日常的に行い日に日にエスカレートしており、「みんな大井を刑務所ってこと忘れてるな」と感じ、大井全体をリセットするにはあの方法しかないと考えてしまったこと。 職員と一部の受刑者が親密な関係になり、職員が正常な判断ができていなかったこと。 いじめのような指導があり、下の立場の受刑者が自分の時間を持てず、奴隷のような扱いを受けていたこと。
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