羽子板ボルトとは? わかりやすく解説

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はごいた‐ボルト【羽子板ボルト】

読み方:はごいたぼると

一方板状他方棒状になっている鉄製接続器具棒状部には螺旋(らせん)が、板状部には穴があって、他のボルト固定すると横材との締結などに使用羽子板金物


羽子板ボルト


羽子板ボルト(はごいたぼると)

木造建築で、仕口外力受けたときに抜け落ちないように、ふたつの材を連結する羽子板状の形をしたボルトドリル穴だけで簡単に施工できるが、座金部分座彫りが必要。ポスト&ビームでは頻繁に使用され土台など、横架材との連結部仕口補強するために用いられる

羽子板ボルト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 08:46 UTC 版)

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羽子板ボルトM12(腰高タイプ)
羽子板ボルトM12(使用例)

羽子板ボルト(はごいたボルト)とは、主に木造軸組工法の建物で使用する、補強金物のひとつである。この金物は、地震時や台風時などにがはずれて脱落するのを防ぐために必要不可欠な金物で、主にの両端部に取り付けるものである。

羽子板のような形状であることから命名された。

概要

取り付け方法は、に直径14mm程度の穴をあけ、M12の六角ボルトで固定する。羽子板ボルトの先端は、直交梁や通し柱に対して貫通させ、4.5mm×40mm×40mmの座金と六角ナットで締め付ける。

サイズは、長いものや短いものがあるが、太さは一律M12である。

羽子板ボルトの形状は、穴あき平鋼にM12の長ボルトを溶接したものが一般的であるが、座金の収まりが悪いことから、平鋼を変形させて盛り上げて、そこにM12の長ボルトを溶接した、いわゆる腰高方式のものが主流となっている。

許容引張耐力は、7.5kNである。ただし、スクリューZS50を併用した場合は8.5kNである。

参考文献

  • 『建築関係法令集』建築法規編集会議編
  • 『木造住宅工事仕様書(解説付)』(財)住宅金融普及協会
  • 『枠組壁工法住宅工事仕様書(解説付)』(財)住宅金融普及協会
  • 『木造軸組工法住宅の許容応力度設計』(財)日本住宅・木材技術センター

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