義援金による支援
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 21:51 UTC 版)
「京都アニメーション放火殺人事件」の記事における「義援金による支援」の解説
京都アニメーションは、国内外から支援を申し出る連絡が多く寄せられていることに感謝を述べ、支援金預かり専用口座を開設すると発表した。 7月24日18時に口座が開設され、7月25日15時時点で個人を中心とした約2億7432万円の寄付金が集まった。同社の代理人弁護士である桶田は「障害を負った方の今後の生活も考えたら、少なくとも数十億円規模の財団を形成しないと、被害回復は図れない」と話した。 その後、8月2日15時の時点で6万1885件の寄付があり、合計で16億2226万円に達したと公表された。寄付の大半は1万円以内のものであったなど、内訳も明らかにされた。 その後も支援は続き、8月16日15時の時点で約7万2000件の寄付があり、合計で19億9800万円に達したと公表された。支援金は遺族への見舞金や被害者の治療費のほか、会社の再建などに充てるとしていた。 9月20日15時の時点で義援金は、合計25億8,590万1,823円集まり、全額を京都府が設置した義援金受入専用口座に移管したことを発表した。義援金は同府が設置した義援金分配委員会により適切に配分されていると伝えている。 10月2日、参議院議員会館にてマンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟の総会が行われ、その場で京都アニメーションは寄付金を事業再開には使わず、全て遺族や負傷者のために使うと発表した。 10月18日、記者会見にて前日までに寄せられた義援金は31億9244万円(18万653件)に上り、遺族や被害者に分配する方針である事を改めて発表した。 10月31日に義援金の受付は締め切られ、最終的な総額は33億4138万3481円に達した。 2020年2月28日、下記4点の条件の下、京都府の義援金配分委員会は心の傷も考慮した上で、無傷の1人を含む社員70人およびその遺族への配分額が決定した。具体的な内容は非公表。 全員一律の見舞金 逸失利益相当分 慰謝料相当分 未成年の子を育てるための手当分
※この「義援金による支援」の解説は、「京都アニメーション放火殺人事件」の解説の一部です。
「義援金による支援」を含む「京都アニメーション放火殺人事件」の記事については、「京都アニメーション放火殺人事件」の概要を参照ください。
- 義援金による支援のページへのリンク