緑地地域の指定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/19 21:21 UTC 版)
東京都市計画における緑地地域は、都市計画東京地方委員会で審議され、1947年(昭和22年)4月10日可決答申された。東京における戦災復興計画は、街路決定(1946年(昭和21年)3月2日(戦後初の都市計画東京地方委員会(第43回)))を手始めに、都市計画緑地、土地区画整理、地域指定、都市計画公園と審議され、その大枠は、1946年(昭和21年)8月16日(第47回委員会)までに決定されていた。しかし、緑地地域指定の件に関しては、その根拠法である特別都市計画法の公布(1946年(昭和21年)9月10日)を待たねばならず、しかも、その審議は特別委員会に付託され、現地調査を交え、計3回(1947年(昭和22年)1月31日、2月8日、2月12日)の委員会を経て、決定をみたのは1947年(昭和22年)4月10日であった。告示はさらに遅れて、自作農創設区域との調整が完了する翌1948年(昭和23年)7月26日であった。指定された緑地地域は、防空空地を継承しつつ、また、自作農創設区域を相当取り込んだものであった。
※この「緑地地域の指定」の解説は、「緑地地域」の解説の一部です。
「緑地地域の指定」を含む「緑地地域」の記事については、「緑地地域」の概要を参照ください。
- 緑地地域の指定のページへのリンク