緑地地域の廃止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/19 21:21 UTC 版)
東京における緑地地域は、1969年(昭和44年)5月8日の告示により廃止された。 都市計画法(昭和43年6月15日法律第100号)が成立し、東京区部では、1970年12月に新たな市街化区域と市街化調整区域の区域区分が指定され、河川区域を除き全域が市街化区域とされた。 緑地地域の指定解除に伴って、昭和40年から44年にかけて、当初8,995haにわたり「土地区画整理事業を施行すべき区域」が都市計画決定された。建ぺい率10%という緑化地域の市街化抑制措置の解除の代替措置として土地区画整理事業による市街地整備が前提とされたといえる。しかし、長期間を経て既に市街化が進行しており、土地区画整理事業の実施は難しく、今日も多くの未施行地域が存在する。
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