総序(General Prologue)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 10:50 UTC 版)
「カンタベリー物語」の記事における「総序(General Prologue)」の解説
Whan that Aprill, with his shoures sooteThe droghte of March hath perced to the rooteAnd bathed every veyne in swich licour,Of which vertu engendred is the flour; 4月、チョーサーはカンタベリー大聖堂への巡礼を思い立ち、ロンドンのサザーク(Southwark)にある「陣羽織(Tabard Inn)」という宿屋に泊まっている。そこに、聖職者・貴族・平民と雑多な構成の巡礼団がやってくる。チョーサーと宿屋の主人も仲間に加わり一緒に旅することになる。この時、宿屋の主人ハリー・ベイリー(Harry Bailey)がある提案をする。旅の途中、全員が2つずつ面白い話をし、誰の話が最高の出来か、競い合おうというのである。全員がそれに賛成し、宿を出発する。最初の語り手はクジで騎士に決まる。(858行)
※この「総序(General Prologue)」の解説は、「カンタベリー物語」の解説の一部です。
「総序(General Prologue)」を含む「カンタベリー物語」の記事については、「カンタベリー物語」の概要を参照ください。
- >> 「総序」を含む用語の索引
- 総序のページへのリンク